僕はTwitterやこのブログで、がんのことを発覚した当初から公表をしています。

Twitterには少なからず繋がってた「友人」もいました。

僕ががんを公表した頃から、心配して声をかけてくれる人は少しいました。

本当にありがたいことでした。

しかし未だに「見て見ぬふり」を決め込んでいる人も、少なからずいます。

そういう人は、残念ながら本当の「友達」ではなかったんだな、と思うことにしました。

またTwitterで繋がっていなくても、僕の病気を知って去年、入院先の病院にまでお見舞いに駆けつけてくれた友人たちもいました。
本当に、涙が出るくらい嬉しかった。

がんになって、友人のありがたみと優しさがより一層分かり、一種の「選別」ができたような……

僕はそんなに友人が多いほうではないし、一人っ子のせいかどうしても内にこもって一人きりになる時間も大切にしますが……

何というか、今まで一度も声もかけてこず、「見て見ぬ振り」をする冷たい人は、もう「友人」と思わなくていいんじゃないかな、と思ったりもします。
まさかこちらから、「俺、がんなんだよ。知ってる?」なんて絶対に言えないので(笑)
それをある友人に話すと、「なかなか声をかけられるものじゃないよ」と諭されましたが。

そうかもしれません。
でも、この病気になって、「優しい人」とそうでない人や「僕を心配してくれる人」とそうでない人は、あからさまに分かったように思います。

まして僕が生と死の狭間で必死に闘病を続けているのを知りながら、平気で「あいつ死ね。キーキー」みたいなことを僕の目に留まるネット上に書いてしまう残念な人は、もはや友達でも何でもないでしょう。

この病気になって、今までの「友人」を見る目が変わったことは確かです。