なくもんか(T_T)

夕凪なくもの「公式」ブログです。 小説を書いたり、書かなかったり。 そんな毎日と、自著についてのお知らせを主にします。たまにおススメの本を紹介したりします。 TwitterのIDは@sazamekunami01です。こちらもどうぞよろしく。 AmazonのKindleストアで電子書籍(小説)多数販売中。月刊群雛にも多数の小説を寄稿。E★エブリスタでも時々小説を公開。「超・妄想コンテスト 水場の恐怖」準大賞受賞。人気ブログランキングに参加しています。現在がん闘病中。

2018年04月

時間があるので、久しぶりに手塚治虫の『火の鳥』を読み返していました。

まだ現在第2巻を読み終えたところですが、やはりすごいですね。

何がすごいって、スケールがすごい。

そして高等生物化したナメクジが文明を作り、その果てに民族の違いによって互いを絶滅させる戦争を起こし、最後に残ったナメクジが水を求めて彷徨いながら、永遠の命を火の鳥から授かり「神」のような存在となったマサトと会話するシーンなどは、どうしても今の病気の自分と生き残ったナメクジとを重ねてしまいます。

「死にたくない……死ぬのはいやだ」(ナメクジ)
「あなたがだれだかは知らないが、私だって命はおしい!!」(ナメクジ)
「長生きしてなにになるというのだ?なぜ命をそんなにおしむのだ?」(マサト)
「そりゃあ死んじまえばなにもかもパーになるからですよ……」(ナメクジ)
「私はおまえの先祖の下等なナメクジを知ってるが、おまえのように未練がましくはなかったし、グチもいわず死んでった。恥ずかしくないのかね」(マサト)
「イヤダイヤダ わたしゃそんな下等生物じゃない!!死ぬのがこわいんだ 助けてくれェ」(ナメクジ)
(手塚治虫『火の鳥』未来編)

 僕ら人間も猿から進化し、高等な知能を持ってしまったが故に、無意味な争いを起こしたり、死に異常なくらい怯えたりしますね。
 かと言って、もはや元の猿には戻れない。進化した生物の「定め」のようなものを感じます。
 第1巻では古代日本の人間が争いの果てに次々に殺されていって、そこにはまるで命の重みがなかったので、そういうことも思い出されます。
 でも争いがなければ、中央集権国家(ヤマト政権)は誕生しなかったし、日本という国もなかったかもしれない。

 今の僕も死にかけている高等ナメクジと同じ心境ですが、もし仮に「永遠の命」を授かったマサトのようになったとして、それが幸福なのかというと、どうもそうではないように思います。
 
 やはり手塚治虫の漫画は深いですね。

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これまで毎日必死で闘病して病院行ったりセカンドオピニオン行ったりしてたら、GWにぽっかり穴が空いたように予定がなく暇なことに気付きました。

恨めしいことに、天気は最高にいいですよね。

なので新宿まで散歩がてら行ってきました。

電車で一本で行けるし、抗がん剤で髪の毛が抜けたら、新宿はちょっと人の目がありすぎて恥ずかしいので。
新宿もしばらく行き納めかなと。

新宿は家族連れや熟年夫婦が多かったです。またいつものように、外国人の集団も。
その中をしばらくふらふら歩いてから、腹が減っていたのでメシ屋を探しました。

「焼き牛丼」を食べたかったんですよね。東京チカラめしの。
焼き牛丼、かなり好きです。吉牛とか松屋とかよりも好きです。
一時期は僕の家の近くにも店舗があって、よく通ってたのですが、いつの間にか潰れてラーメン屋に変わってしまいました。残念です。

その東京チカラめしが、西新宿や歌舞伎町にはあるので、取りあえず西新宿のほうの店舗を見ようとうろうろしてました。そしたらリンガーハット(?でしたっけ?)の店が目について、ぶっちゃけ東京チカラめしより綺麗な店舗だし、皿うどんの滅茶苦茶美味そうな写真が店舗の入り口に貼ってあったので、結局皿うどんを食うことにしました。

それに東京チカラめしっていつも混んでるんですよね。
リンガーハット(?)は空いてました。

すごく久しぶりの皿うどんでしたが、かなり美味かったです。

食ってから、すぐ帰りました。もともと人ごみはあまり好きではないので。

あーまだGW続くのかあ。何も予定ないわ。(心の声)

GW最終日6日には友人の結婚式が、明けて8日からは新しい抗がん剤治療が始まります。

結婚式場は家から電車で1時間もかかる所なので、正直この体調で辿り着けるのかすごく不安ですし(実は何度も「欠席」したほうがいいのではないかと、迷ってます。今さら無理かもですが)、抗がん剤治療をGW明けに伸ばしたのは、半ば友人の結婚式を優先したからなのですが、その判断は大丈夫なのか(伸ばしている間に転移が広がらないか? 医者は大差ないと言っていましたが……)、など、不安は尽きません。

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他のがん闘病をされてる方のブログを読むと、奥さんがいたり、旦那さんがいたり、子供がいたり……しますね。

僕にはそのどれもいません(T_T)/~~~

なのでいい年して、がん治療には唯一の家族である年老いた父や母の助けを借りています。
もっとも彼らは東京ではなく、奈良に住んでいるので、そんなに頻繁には会えませんが。

たった一人でこの茫漠とした東京砂漠で生きるのは、正直辛いし厳しいですよね……
病気になると尚更です。

でも奈良の実家は田舎すぎて、がん治療に最適な病院すら近くにないので、奈良には帰れません。

それにたとえこの病気を克服したとしても、こんなボロボロの体の男と結婚してくれる女性なんて、いないですよね(^^;

さて、今日の体調。

モルヒネが効いている裏で、時折引きつるような激痛がIラインを襲います。
特に夜や、寝ている時に起こるので厄介です。

おまけに寝ている時の頻尿。
恐らく1時間に1回くらい目が覚めて、トイレに駆け込んでいます。
でもトイレではそんなにたくさん尿は出ません。
尿が溜まっていないのに、尿意だけは頻繁にくるんです。

加えて排尿痛。

そんなこんなで、今日は寝不足でした。もっともGWなので、昼寝しましたがね。

お医者さんは「抗がん剤が効いて来たら痛みも引いてくる」と言っていましたので、それに期待したいと思います。

で、5月6日に大学時代の友人の結婚式に出席する予定なんですよね。
抗がん剤前のこの体調で大丈夫かな……
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今日は元気に病院に行ってきました(かなり骨盤内が痛いですが)。

国立がん研究センターの消化器内科の先生の診察です。
ロキソニンではなかなか痛みを抑えられないので、医療用モルヒネを処方してもらうのが第一目的でした。
その先生に千葉県の病院の話をしたところ……なんと、「腫瘍が小さくなるのは、20%くらいの確率ですよ」と言われてしまいました(T_T)

たったの20%!?!?!?!?
と言うことは、残りの80%の人は、腫瘍が小さくならない?

一昨日のエントリーにもあるように、腫瘍が小さくならなければ重粒子線を当てることができません。

もっと言えば、重粒子線を当てられない箇所にも小さな腫瘍があるため、それは抗がん剤で消そう、いや「消せる」と千葉県の先生は言ってました。

でも抗がん剤にもっと詳しい消化器内科の先生が20%と言うのなら……僕は一体どうすればいいのでしょう?
なすすべがありません。

ちなみに予定している抗がん剤は「フォルフィリ+ラムシルマブ」という、最新の抗がん剤だそうです。

まさか消化器内科の先生がへそを曲げて、わざと古い抗がん剤を使っているんじゃなかろうな……とか、いろいろ勘ぐってしまいます。

とにかく、また神様仏様にお祈りせねばなりません。
どうか抗がん剤で腫瘍を小さくしてくださいと。重粒子線で取れない場所の腫瘍は、消してくださいと。

どうかお願いします(>人<;)(>人<;)(>人<;)(>人<;)


追記:
千葉県の先生に確認したところ、「内科医は最悪のことを想定して悪く言うもんですよ」と言われました。その先生は、内科医にそう言われても実際腫瘍が小さくなった患者さんを幾らでも診ているとのこと。
少し安心しましたが、油断はなりませんね。
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がんの治療には何かとお金がかかりました。

入院費(僕は個室を希望したので尚更)、各種検査代や手術代、抗がん剤代金(この辺りは高額療養費制度が適用になり、所得に応じて一定額以上の治療費は戻ってきますが、その「一定額」を毎月支払うのがキツイ)、人工肛門になった場合のストマ(装具)代金(人工肛門になると身体障害者扱いとなるので、自治体から所得に応じて一定額装具代の助成が下りますが、それ以上に装具は高額で頻繁に交換しなければいけないので、助成額じゃとてもじゃないけど足りない)などなど。

また僕が次に受けようとする重粒子線による治療は、保険適用がなく、先進医療扱いとなるので、自費だと300万円(!)ほどかかります。

また中には仕事を続けられない、という人もいるでしょう。

僕の場合がんになる前にたまたま保険を見直し、がん保険に加入していたので、かなり助かりました。
がんと診断されたときの一時金、入院費の一部、手術代の一部が保障されましたし、先進医療特約も付けていたと思うので、次の重粒子線の治療も恐らく保障されると思います。

僕の家系がいわゆる「がん家系」だったもので、たまたま保険を見直したのですが、今となっては本当にいい判断だったと思っています。

がん保険様様です。
もしもの時のためにおススメします(保険会社の回し者ではありませんが)。
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