なくもんか(T_T)

夕凪なくもの「公式」ブログです。 小説を書いたり、書かなかったり。 そんな毎日と、自著についてのお知らせを主にします。たまにおススメの本を紹介したりします。 TwitterのIDは@sazamekunami01です。こちらもどうぞよろしく。 AmazonのKindleストアで電子書籍(小説)多数販売中。月刊群雛にも多数の小説を寄稿。E★エブリスタでも時々小説を公開。「超・妄想コンテスト 水場の恐怖」準大賞受賞。人気ブログランキングに参加しています。現在がん闘病中。

タグ:国立がん研究センター

雨の中、千葉県の病院までセカンドオピニオンを求めて行ってきました。

病院に着いてもかなり待たされました。

待って待って、やっと診察の順番が回って来て、出会った先生。

とてもいい先生でした。

少し早口で、専門的な放射線のこととかを話すのは、ちょっと意味が分からなかったですが、それ以外の重粒子線や陽子線や高度放射線を使って僕のがんを根治するなどのやり方は、とても分かりやすかったです。

そうなのです。
その先生いわく、抗がん剤でがんを小さくした後、重粒子線を照射すれば、僕のがんは消し去ることができると言うのです!!!!!!!(かなり簡略化した言い方ですが(^^;)

まさに神風が吹きました。
神様、仏様はまだ僕を見捨てていなかった!!

本当に、本当に嬉しいです。
後は国立がん研究センターの先生たちとの「調整」が必要らしいのですが(お医者さんの世界も色々あるようで)、それはその先生が上手く書類を書いてあげると言ってくださいました。

本当にいい先生、そしていい病院と巡り会えてよかったです。
この病院に辿り着いたのは、そもそも母親が僕のために放射線治療についてかなり調べてくれていて、それをこの前のがん研究センターの外来で先生に話したところ、先生から紹介された……という経緯があるのですが、そもそも調べてくれた母親にはとても感謝したいです。

そして神様、仏様、本当にありがとうございます。

これで一件落着ではなく、まだまだこれから困難な道はいくつもあるでしょうから(そもそも抗がん剤で腫瘍が小さくなってくれないと始まらない)、僕も気を引き締めて頑張っていこうと思います。
    mixiチェック

去年のがん発覚から今年の再発までの経緯を書いておこうと思います。

まず去年の確か6月30日にがんと診断され、7月3日に紹介された病院に行きました。
大腸がん手術では有名な医者を紹介されたのですが、いかんせん病院が遠すぎました。

そこで調べたところ、近くに「国立がん研究センター」があると分かり、そちらへ通うことにしました。
近いし、がん専門の高度医療施設で安心だろうしということで。

国立がん研究センターで何度も検査を受けた後、入院し8月24日に手術を受けました。
開腹手術の上、人工肛門を増設する、10時間に及ぶ大手術でした。

そののち3週間ほど入院して(この間も色々あり、辛かったです)、退院し、今度は術後抗がん剤を打ちに病院に通う日々を過ごしました。

毎朝血を採った後、1時間ほど血液検査の結果を待ち、血液検査の結果が問題なければ抗がん剤点滴に進む……という流れでした。

それを2週間に1度、12回行うというものでした。

毎回すごく待たされるし(血液検査の後1時間、診察の後1時間待たされ、抗がん剤点滴で2時間以上かかるなど)、周りは老人ばかりで自分は場違いに若く凹みますし、散々な抗がん剤治療でした。

そして抗がん剤治療も最後にさしかかった今年3月頃、血液検査の腫瘍マーカーに異常値が出ました。

その後のCT検査では異常は見つかりませんでしたが、より精密に検査するPET検査という手法で、がんのリンパ節転移・再発が判明しました。

再発までの約8ヶ月は正直、「毎回定期的に検査もしてるし、もし再発してもすぐ手術して取っちゃえば済むんだろう」くらいに考えて、気持ちの余裕がありました。

ところがいざ再発すると、もはや手術はできないと宣告され、現代医学では治せないと医者から言われ気持ちの余裕がなくなり……本当に辛く悲しく、また悔しい気持ちでいっぱいです。

    mixiチェック

このページのトップヘ